今となっては著名な東野さんの一冊です。映画化もされたようですが、見ていないので原作について書きます。

個人的にこの作品は東野さんの著書では一、二を争う程好きな一冊で、人にも勧めます。ちなみに対抗は容疑者xの献身

あらすじについては、他の上手なレビューがあるのでここでは割愛します。

何をいいたいかと申しますと、女性陣には受けないようで、彼女にはあらすじを話しただけで嫌悪され読んで貰えませんでした。

今度は親族の女性に勧めたところ、既読とのことで、感想を聞いたらすごく嫌だった、残酷なだけでなんともといった様子。

他方、大学の友人(男性)に勧めたところ、すぐに読んでくれ大絶賛。正義とは、犯罪者の人格も保護されるべきだといったと法制度も深く考えさせられ、読後の感想に盛り上がりました。

男女の感想にこうも隔たりがあるとは意外。確かに万人受けする作品ではありませんが、機会があれば読んでください。

本って各人の趣向があるから難しいなっと思い、それもまたラーメンと似ていると感じた夜でした。